化粧品通販マーケティングの3つのポイント
化粧品通販のマーケティングで大切な3つのコツをお伝えします。この3つのポイントを押さえると、マーケティングが効果的にできるはずです。
(2)オンラインだけでなく、紙媒体や電話などオフラインも組み合わせる。
(3)効果的な方法を見極めて注力する。
化粧品通販は4段階でマーケティング
集客マーケティング
通販では、新しく購入するお客さまを集めることがスタートです。気になる美容の「お悩み」を解決できる提案をすると、商品に興味を持ってもらいやすくなります。
オンライン集客では、検索サイトやSNSなどでWeb広告を出し、クリックした人をネットショップ(EC)に呼び込みます。広告の配信先のターゲット層を見極め、キャッチコピーと広告イメージが商品を購入する見込みのあるお客さまの求めるものに合っていると、ネットショップへの来店につながります。
オフラインの集客では、テレビやラジオ、新聞、雑誌に広告を載せたり、ダイレクトメール(DM)を送り、注文を受け付けます。メディアの種類や広告を出すタイミングによって、見る人は変わります。広告がどのような人に見られているか事前にリサーチして広告をつくります。
商品に興味をもったお客さまが初めて購入する段階です。手間をかけずに簡単に注文できる仕組みをつくります。
新規購入者向けのマーケティング
通販サイトを見て、商品に興味をもってくれたお客さまが買いやすいように、小さなサイズのお試し商品を案内したり、サンプル品を送付するのもいい方法です。「お試し価格」や割引・プレゼントなどの「特典」があると、購入までの心のハードルが下がりやすくなります。買おうと思っていたけど途中でやめてしまう「ショッピングカート(かご)落ち」を防ぐためにも、カートはシンプルな設定にします。
オフラインのマーケティングでは、電話やハガキでの注文を受け付けます。電話注文は待たずに簡単なやり取りで注文ができるようにして、ハガキ注文はすぐに記入できるように分かりやすい構成にします。
リピーター向けのマーケティング
初回購入後は、商品のおすすめの使い方や美容情報を載せたステップメールを送り、安心して使ってもらえるようにフォローします。前回の購入情報をもとに、商品を提案できる仕組みがあると再購入につながりやすいです。
オフラインのマーケティングでは、初回購入後は定期的にDMを送付し、前回と同じ商品のほかにも、合わせて使うと効果的な商品を案内します。DMはお客さまの状況に合わせて送付できるよう、複数の種類を準備します。リピーター向けのマーケティングの方法は下記で紹介しています。
愛用者向けのマーケティング
お得なまとめ買いセットなど、使い続けるお客さまにとってメリットのある商品ラインアップをします。会報誌など愛用者が集えるコミュニティがあると、感想を他の愛用者に紹介するだけでなく、効果的な使い方などの情報交換ができたり、まだ使ったことのない商品の使い心地などが分かるため、好評です。
化粧品通販の効果的なマーケティングとは?
化粧品通販のマーケティングを行ったときは、必ず効果測定を行います。効果を調べる方法は「ダイレクトメール(DM)の効果を簡単に測定する方法」や「広告での集客、費用対効果を調べる方法を知りたい」をご覧ください。化粧品通販では、効果的な方法を見極めて注力することが大切です。
化粧品通販のマーケティングでは、お客さまの立場を見極めてそれぞれの方に合う対応をすることが欠かせません。多くの方に商品を愛用していただけるよう、工夫したいですね。