通販コラム

DMの反応率・レスポンス率の目安はどれくらい?

投稿日:2019.03.30 更新日:2022.07.08 マーケティング

通販DMの反応率・レスポンス率の目安

ダイレクトメール(DM)を送ったとき、反応率(レスポンス率)の目安はどのくらいなのか、気になりませんか?
DMの反応率とは、DMを送ってどのくらい注文があったかという割合です。DMの反応率を調べれば、DMの費用対効果も分かります。

まず、反応率(レスポンス率)を解説します。

DMの反応率を計算する方法

10,000枚のDMを送って、50件の注文があったときのDMの反応率を計算すると、

注文数 50件÷DM送付枚数 10,000枚×100=0.5%

DM反応率は0.5%です。

 

最終注文から日が浅いほどDMの反応率が高い

最終注文から日が浅いお客さまほど、DMの反応率が高くなる傾向があります。
反応率を調べるときには、下記の例のように最終注文日を期間ごとにカテゴリー分けをして、各期間のDM反応率を計算します。
DMは、最終注文から日が浅いお客さまを優先し、予算に応じて過去の注文までさかのぼって送ります。

最終注文日 DMの反応率(%)
2021年1月1日~12月31日 1%
2020年1月1日~12月31日 0.5%
2019年1月1日~12月31日 0.2%

 

DMの費用対効果があるレスポンス率は?

DMを送ったときにどのくらい注文があれば、費用対効果があるのでしょうか。
DMの送付費用から、黒字か赤字の境目となる「損益分岐点」のレスポンス率を見てみましょう。

販売価格 6,000円で原価 3,000円の商品のDMを送ります。

商品の粗利を計算すると、
販売価格 6,000円-原価 3,000円=粗利 3,000円

DMの送付費用が1人あたり120円の場合、

1人あたりの粗利 3,000円÷120円=25人
1÷25×100=4%

DM送付件数のうち4%以上から注文があれば利益が出ます。
このDMのレスポンス率の目安は、4%です。

 

DMの反応率の目安は計算するだけで、いつでも簡単に分かります。
費用対効果をチェックすれば、DMを効果的に送ることができますよ。

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